普及啓発事業 BSEと残留放射性物質

食肉による食中毒

国内に流通する牛肉はすべて安全です

検査 平成13年に国内でBSE( 牛海綿状脳症 )の牛が発見されて以来、国内で様々な対策が講じられました。と畜場における特定危険部位「SRM」の除去およびBSE検査、BSEの発生原因とされている「肉骨粉」の飼料利用全面禁止などです。以上のことなどから、BSEの発生リスクは減少し、平成21年以降、国内においてBSE牛は確認されていません。

セシウム検査検査室 滋賀県が滋賀食肉センターで実施している放射性物質検査は平成29年3月末で全頭検査を終了し、平成29年4月1日から希望者の申請に基づいた検査に移行しました。

BSE(牛海綿状脳症)について

BSEは1986年イギリスで発見され、その後、BSE感染牛の加工食品を経口摂取することによる人への感染が危惧され始めました。世界では、1992年頃に約37000頭もの感染牛が発見されピークに達しましたが、BSE対策が着実に進み2012年には約21頭まで減少しました。

牛海綿状脳症

プリオン蛋白質 BSEは伝達性海綿状脳症と呼ばれるプリオン病の一つです。もともとヒトや動物の体内にある正常な蛋白質「正常型プリオン蛋白質」がなんらかの原因で異常な「異常型プリオン蛋白質」になり、脳などの神経細胞に蓄積し、神経機能を障害します。( 右写真 プリオン蛋白質(スクレイピー関連繊維)の電子顕微鏡写真Bar=100nm [ This is licensed under the terms of the Open Government Licence ] : 動物衛生研究所 ホームページより転載 )

BSEは牛同士の接触や空気を介して感染するのではなく、異常型プリオン蛋白質に汚染された飼料などの経口摂取により感染することがわかっています。BSEの病原体は脳や脊髄などの中枢神経に蓄積しやすいことがわかっており、と畜場においては頭部( 舌、頬肉を除く )、脊髄、回腸遠位端を特定部位としてすべて除去し、焼却することが法律により定められています。

BSE検査の実施結果画面 現在は国内において、2003年移行に出生した牛からBSE陽性牛は確認されていません。また、緊急病畜において生後24ヶ月齢以上の牛のうち、生体検査で原因不明の運動障害、知覚障害、反射以上、意識障害等の何らかの神経症状、または全身症状を示す牛についてはBSE検査を実施します。(事故による骨折、関節炎、熱射病等による起立不能等症状の原因が明らかな牛を除く。)

BSEスクリーニング検査
対象:緊急病畜において神経症状等を示す24ヵ月齢以上の牛のみ

特定危険部位(SRM)の除去
全月齢:回腸遠位部、扁桃
30ヶ月齢以上:頭部(頬肉、舌除く)、脊髄、脊柱(尾椎除く)
検査結果については 滋賀県ホームページをご覧ください。

情報提供 : 滋賀県食肉衛生検査所、動物衛生研究所

残留放射性物質について

滋賀食肉センターでは、希望者の申請に基づいた「放射性物質検査」を実施しています。

【検査対象】
検査申請者:枝肉購買者(自家割りの場合は出荷者)
検査対象物:滋賀食肉センターでと畜された牛肉

【受  付】
受付場所:株式会社滋賀食肉市場 事務所
受付期間:原則火曜日と金曜日の週2回 検査日全日までの受付が必要です。
月曜日から金曜日の8:30~16:00
検査料金:無料 ※受付までの材料採取、袋詰め、搬送は申請者の自己負担です。
申請方法:検査申請書を直接受付に提出してください。
検査用牛肉は出庫後に申請者が自ら採取し、受付で検査申請書と一緒
に提出してください。
センター冷蔵庫内での牛肉の切り取りはできません。
ただし、部分肉加工分は滋賀食肉市場が検査用牛肉を採取します。
※ 検査用牛肉の詳しい提出方法については滋賀食肉市場にお問合せください。

株式会社滋賀食肉市場 0748-37-7215

検査済証:滋賀食肉市場から配布されます。
配布場所 滋賀食肉市場
配布時間 検査日の午後以降で、月曜日から金曜日の営業時間内

  • 検査材料採取
  • 検査材料採取
  • 測定
  • 測定
  • 測定
  • 放射性物質検査済証

情報提供 : 滋賀県、滋賀食肉市場